潜行!国境を越えて広がる汚染の元凶を調査せよ!

 昨今、ルーンミッドガッツ王国領内にて、汚染物質が観測されるという事件が頻発している。
 もちろん、王国側は正式に調査要請を出している。しかし、共和国側の回答は今日まで寄せられてはいない。業を煮やした王国首脳部は、十字軍による表敬訪問を、半ば強引に取り行うことを決定した。
 事の性質上、正規の十字軍祭を利用するわけにも行かぬため、告知などは一切行わず、また、プロ南からの送迎も行わなかった。
a0051221_1249121.jpg それでもなお、王国を守る秩序の盾たらんとする4名が、緊張と危険を伴う任務に就くことを承諾したのだ。


一行は、ジュノーより飛行船で、工業の町アインブルグへと向かった。a0051221_12472165.jpg


到着早々、分厚い毒霧の手厚い歓迎を受けた。
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 同行した共和国外務担当者によれば、人体にはさほど影響はないとのことだったが、明らかに我々4名の身体に変調を来たしていた。特に症状のひどかった十字軍は、ガスマスクを着用しこの場を凌いだのだ。

 本来ならば、ココで一泊する予定であったが、この足で鉱山の町アインベフの視察に行く旨を伝え、強引に鉄道の駅へ向い、到着は深夜となった。
 そして、慌てて探し当てた宿で、一息吐く間もなく、裏口より宿を抜け出し、鉱山潜入調査作戦を開始した。
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 そこで我々が目にした光景は、たびたびモンスターの発生に悩む夜間作業員達の姿であった。
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a0051221_13171722.jpg 我々十字軍を敵と認識したのか、凶悪な罠を張り巡らして、待ち構えていた。だが、我らに小細工など通用するはずも無い。

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王国の環境に悪影響を及ぼす汚染源は、この奥にあるはずだ。

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あらゆる障害は、実力を持ってこれを排除せよ。

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手段は
問わぬ!



 こうして、一行は最深部に到達した。
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 ここで我々は、鉱山技術者から興味深い証言を得ることが出来た。
 鉱山であるにもかかわらず・・・・・・いや、鉱山と言う呼称を用いているに過ぎないのかもしれないのだが・・・・・・肝心の鉱石の搬出は滅多に無く、アカデミーの考古学者や研究員、さらには共和国軍幹部などが足繁く通っているのだそうだ。

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 この話は、別ルートで隠密裏に合流した女性聖騎士が得たものだ。


 古代文明の遺物のなかで、軍事転用の出来る代物が、ここに眠っているのだろう。もっとも、これは状況証拠からの推測に過ぎず、また、この奥への立ち入りは拒否され、
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 さらに夜明けの時間も迫っていたため、今回の強行査察を打ち切り、帰路についた。

 王国首脳部は、詳細な報告を迫ってきたが、この情報の扱いは、非常に高度な政治的判断を要求される。よって、あくまで表敬訪問としての報告書を上げるにとどめ、それでもなお強硬に事実の公表を迫る一部大臣に対し、自決を持って抗議したのであった。
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 幸い、命に別状はなく、現在、彼らは順調に回復し、十字軍活動に勤しんでいることであろう。
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# by fellmer_folkgein | 2006-03-12 13:58 | 十字軍演習レポ

フェルマー中将に聞く、変態バトン15の質問

 今日、かのオサマ=ビンビン=チクリンからバトンというものが届いた。
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 目下、王国予算委員会で野党から提出された備中屋グループからの不正なゼニーの流れを示唆する伏字だらけのメールを元に国政調査権の発動を求められている身ではあるが、すべて親族の口座を調査した上でお答えしましょう。

バトンも流行りそうな勢い?
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# by fellmer_folkgein | 2006-02-23 23:59 | 元老院特務監察室広報係

十字軍演習 その知られざる背景

クルセイダーの本懐とは、守ることにこそある!
愛する人、家族はもちろん、
この城、この土地、この国の人々を守らねばならぬ。
神の教えと教会も、守られるべき心の砦である。

だが、
何より己自身の命、
己自身の誇りと矜持を守れずして、
どうして神に仕える騎士を名乗ることが出来ようか!?

諸君!
剣を取れ!武勇を磨け!
書を読め!智謀を備えよ!
我々と共に、王国の繁栄を守るのだ!
グランドクロス!!
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 クルセイダー創設時より、十字軍の在り方については議論が絶えなかった。
 教会を守る秩序の盾としてのクルセイダーを提唱していたのは元老院、これに対し枢機院は、異教徒に対する遠征や異端者の排除を使命とする真理の剣として、外向きの戦力にしようとしていた。
 両院の主張が平行線のまま、いたずらに時を費やしている最中、枢機院のタカ派が提唱したのが、十字軍運動・・・あるいは十字軍演習と呼ばれる集会であった。

 樹々の緑が色濃く映える初夏、ゲフェン西門に集結し、グラストヘイム遠征などを行う十字軍の集会の、記念すべき第一回が行われたのだ。
 枢機院急進派の独走だったため、当局がその動きをキャッチできなかったというのが元老院の公式見解だが、意図的に我々に知らせなかったと見る向きもある。

 その証拠に、特務監察室に報告が入ったのは、翌日の真昼だった。

 室長・ベントラー大佐と違い、私は十字軍の理想に燃えていた。思想的に対立する勢力の主催であったとしても、クルセイダーの矜持を持つ私には参加する義務がある。
 当時は、そう信じて疑わなかった。
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 枢機院過激派の監察と同時に、十字軍演習を調査する専任のチームを設け、私自身が班長となってその動きを追った。


 そして、第2回十字軍祭の開催日を突き止めることに成功。意気揚々と、自説を抱え会場へと向かったのであった。
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 その後の十字軍演習は、
 両院の思惑を超えて、十字軍騎士たちの関心を集めた。
 私の予想を越えて、イベントとして盛隆を極めた。

 クルセイダー同士の情報交換や交流の場として、
 十字軍祭という名で、
 広く大陸全土に浸透して行ったのだ。

 しかも、その早きこと、まさに風の如しであった。
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# by fellmer_folkgein | 2006-02-23 22:29 | 王国正史・フェルマー伝