廃坑に眠りし、何かを求め・・・

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ミョルニール廃坑とは、
ゲフェンの北、
あるいはアルデバランの東に
発見された、
炭鉱の成れの果てである。


 しかしながら、
  そこに眠る資源はいまだ豊富であり、
   冒険者たちの手により持ち帰られた鉱石類が、
    莫大な富をもたらしているという。

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 冒険者達よ!
 そして聖戦に備える者達よ!
 己の使命を全うするために必要なものが、この場所に眠っている!
 危険と困難を乗り越えて得られる財産は、諸君らの血であり、肉である!
 若人よ、廃坑を目指せ!


 このような訓示を、新米の冒険者には必ず言って聞かせている。かく言う私も、かの地で財を成し、そして今の地位への足がかりとした経緯を持っている。

 鉱毒に汚染され、危険なガス状の怪物にが発生している。
 坑夫たちの屍骸も、ゾンビとなって徘徊している。

 危険なダンジョンと化しているが、その最深部まで足を伸ばし、生きて戻って来れば一人前である。

さて・・・

利権には謀略が付きまとう。


 資源ばかりか、財宝まで眠るという鉱脈を封鎖した意図。
 閉山後、坑内を迷路に作り変えた意図。
 発掘に正規の部隊を出さず、冒険者を雇う王侯貴族たちの意図・・・。
 そして、
 鉱山に関わり命を落とした官・民・武人たちの遺図

 複雑に絡み合う権謀術数が、
 巨大な悪となって我々の前に存在しているに違いない。

元老院特務監察室は、総力を挙げてその調査に着手したのであった。
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by fellmer_folkgein | 2006-01-09 23:19 | 王国正史・フェルマー伝
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